Morelia spilota

カーペットニシキヘビ(Morelia spilota)は、爬虫綱有鱗目ニシキヘビ科(ボア科ニシキヘビ亜科とする説もあり)オマキニシキヘビ属に分類されるヘビ。

分布
* M. s. cheynei ジャングルカーペットニシキヘビ

オーストラリア(クイーンズランド州のアサートン高原周辺)

* M. s. imbricata セイナンカーペットニシキヘビ

オーストラリア(西オーストラリア州南西部)

* M. s. mcdowelli トウホクカーペットニシキヘビ

インドネシア(パプア州南東部)、オーストラリア(クイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州北東部)パプアニューギニア(ニューギニア島南部)

* M. s. spilota ダイヤモンドニシキヘビ

オーストラリア(ニューサウスウェールズ州東部)

* M. s. spilota キタカーペットニシキヘビ

オーストラリア(クイーンズランド州北西部、西オーストラリア州北東部、ノーザンテリトリー北部)

形態
最大全長427cm。

* M. s. cheynei ジャングルカーペットニシキヘビ

最大全長約250cm。体色は黄色で、黒や暗褐色の明瞭な斑紋が入る。頭部背面から眼、口角にかけて明瞭な斑紋が入る。

* M. s. imbricata セイナンカーペットニシキヘビ

最大全長240cm。胴体中央部の斜めに列になった背面の鱗の数(体列鱗数)は41-49。総排出口までの腹面にある幅の広い鱗の数(腹板数)は 239-276。総排出口から後部の鱗の数(尾下板数)は63-82。前額板は左右に2枚ずつあり、後部の前額板は小型。鼻孔の開口する鱗(鼻板)には切れこみが入らない。体色は褐色で、黒や暗褐色の不明瞭な斑紋が入る。胴体前方の体側面には縦縞が入る。頭部背面から眼、口角にかけて不明瞭な斑紋が入る。

* M. s. mcdowelli トウホクカーペットニシキヘビ

最大亜種。体列鱗数は40-60。腹板数は254-300。尾下板数は71-90。前額板は左右に1枚ずつで、その後方に細かい鱗が並ぶ個体もいる。鼻板には鼻孔から後方に切れこみが入る。

* M. s. metcalfei ナイリクカーペットニシキヘビ

前額板は小型で左右に1-2枚ずつある。鼻板上部に鼻孔が開口し、鼻孔から後方に切れこみが入る。体色は褐色で、黒や暗褐色の細い横縞や網目模様が入る。体側面には縦縞が入る。

* M. s. spilota ダイヤモンドニシキヘビ

最大全長312cm。体列鱗数は49。腹板数は261-280。尾下板数は71-85。前額板は左右に2枚ずつある。体色は黒く、白く細かい斑点と菱形の斑紋が入る。

* M. s. variegata キタカーペットニシキヘビ

最大全長200cm。体列鱗数は46-49。腹板数は259-294。尾下板数は81-91。前額板は左右に1枚ずつ大型鱗があり、その後方に細かい鱗が並ぶ。鼻板には鼻孔から後方に切れこみが入る。体色は黄色や褐色で、黒や暗褐色の明瞭な斑紋が入る。頭部背面から眼、口角にかけて不明瞭な斑紋が入る。

分類
セントラルニシキヘビを本種の亜種とする説もある。

分類は混沌としており最大6亜種に分かれるとされるが、詳細な記述も無く記載された亜種が含まれるなどの問題が多い。

* Morelia spilota cheynei Well & Wellington, 1984 ジャングルカーペットニシキヘビ Jungle carpet python(キタカーペットニシキヘビのシノニムとする説もあり)
* Morelia spilota imbricata (L. A. Smith, 1981) セイナンカーペットニシキヘビ Southwestern carpet python
* Morelia spilota mcdowelli Well & Wellington, 1984 トウホクカーペットニシキヘビ Costal carpet python(キタカーペットニシキヘビのシノニムとする説もあり)
* Morelia spilota metcalfei Well & Wellington, 1985 ナイリクカーペットニシキヘビ Inland carpet python(キタカーペットニシキヘビのシノニムとする説もあり)
* Morelia spilota spilota (Lace'pe`de, 1804) ダイヤモンドニシキヘビ Diamond python
* Morelia spilota variegata Gray, 1842 キタカーペットニシキヘビ Northwestern carpet python

生態
森林や草原などの様々な環境に生息する。半樹上性で樹上にも登る。

食性は動物食で、爬虫類、鳥類、小型哺乳類などを食べる。

繁殖形態は卵生。

人間との関係
ペットととして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。インドネシアから野生個体が流通する。主な生息地であるオーストラリアは国内に生息する野生動物の輸出を禁止しているため、禁止される以前に輸出された個体に由来する飼育下繁殖個体も流通する。亜種間雑種と思われる個体も多く流通している。床材としてメンテナンス性を重視し新聞紙やキッチンペーパーなどを敷く。ケージ内にはとぐろを巻いた状態で全身が漬かれる水容器を設置する。餌としては大きさにあわせたマウスを与える。

Wikipediaより

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